明日の農業担い手育成塾公社塾

 

 

1 事業の概要

  既に、農業技術を持っており、就農希望地等を含めた具体的なビジョンの

 ある新規就農希望者の農地の確保を支援する事業です。

  研修期間中は公社が農地を借り受けるので、地主の方は安心して農地を貸

 すことができます。
  
2 支援の内容

(1)研修用農地の提供
   就農予定地で研修用農地を公社が地主から借り受けて、新規就農希望者

  が営農実践研修を行います。研修生の技量等により概ね30ア−ル程度の

  研修用農地となります。

(2)現地支援農家の設置
   栽培技術の支援や農村生活など、将来農業者となった場合の人的ネット

  ワ−ク作りを促進するため、研修する市町村内の農家を現地支援農家として

  委嘱します。

(3)公社等職員巡回各種相談
   公社や所管する農林振興センターの職員等が巡回相談を行うなど、より円

  滑な就農基盤の形成ができるよう関係機関と連携して支援します。

(4)その他
   研修終了後、農業研修修了書を発行し、円滑な就農を支援します。


3 支援対象者(以下の(1)〜(4)の全てを満たす事が必要です。)

(1)新しく農業経営を始めようとする意欲的な者。

(2)申込時の年齢が18歳以上64歳以下の者


(3)農業経営が可能なレベルの農業技術を有する者。

(4)就農時に当該市町村に住居を移転する事ができる者。

 

 県や市町村等の関係機関と協力のもと、公社が実践研修する農地(=就農予定地)を地主から借り受けます。

 研修生は、研修期間中に地域に溶け込み、農村の人たちと親しく付き合いながら、自立した農業経営が開始できるように自ら研修を行う事業です。